2024.12.09
Acrobatの比較機能を使ってみる
こんにちは!
MaromaroのShigeです。
今回はPDF(Acrobat)の比較機能についてご紹介いたします。
先日、仕事でページ数が多く、ファイル数もかなりあるPDFの差分を検出することがありました。
20ファイルくらいなので、目視でタブを切り替えながら確認していましたが、やはりきちんと比較したいと思い調べてみたところAcrobatにぴったりの機能がありました!
PDFファイルを簡単に比較する方法
1、比較する2つのファイルを開く
Acrobatで比較する2つのファイルを開きます。
2、ファイルを比較を始めます。
Acrobatの左側にある「すべてのツール」のから「ファイルを比較」をクリックします。
※「すべてのツール」ウィンドウが出ていない場合は左上の「すべてのツール」を押します。
※「ファイルを比較」が見当たらない場合は、左下の「さらに表示」を押すと出てきます。
3、比較するファイルを選択
画面のように比較する2つのファイルが表示されます。
中央の矢印ボタンで古いファイルを新しいファイルを反転することができます。
※古いファイルまたは新しいファイルに別のバージョンを選択するには、「ファイルを変更」を選択してから、目的のバージョンを選択します。
4、テキストのみを比較について
グラフィック要素を無視してテキスト要素のみを比較する場合は、「テキストのみを比較」チェックを入れます。
今回はチェックを入れずに進めます。
5、比較実行
「比較」ボタンをクリックすると比較が始まり、比較レポートが表示されます。
今回は予め2つの変更を仕込みました。
・図にあるように1つはテキストの変更です。
右にある2件の変更に部分に下記のように表示されています。
「テキストが置換されました」
旧:10、新:11
・もう1つはテキストの削除です。
「テキストが削除されました」
Movable Type保守管理の文字列が削除されたと出ました。
このように、置換(変更)、削除、挿入などの変更点がレポートとして出てきます。
6、差分がないファイルを比較した場合
内容に差異がないファイルを比較した場合は下記のようにレポートされます。
Acrobatの「ファイルを比較」は世代の異なるファイルの差分を検出するのにとても便利な機能です。
皆さんも機会があれば使ってみてください。