東京都府中市、九段下のWEB制作会社Maromaroのブログです

2025.01.20

ohsuki

プロダクションとは?撮影現場の役割について

こんにちは。
Maromaro 映像クリエイターのOhsukiです。
今回は映像制作を行う時の制作フローのひとつ、プロダクションについて解説したいと思います。

プロダクションって何?という方はこちらの記事をご参考ください。

 

プロダクションとは主に撮影フェーズのことを指します。
ここではプリプロダクションの際に、準備した企画や手配した人員を使って撮影に臨みます。
今回は、撮影現場ではどのような役割分担がされているのかを見ていきましょう。

1.制作部

2.演出部

3.撮影部

4.美術部

5.俳優部

撮影チームには部署がいくつか分けられており、やることが部署ごとに大きく変わってきます。
制作会社によって部署数や呼び方は変わってきますが、基本的には上記のように分かれることが多いかと思います。
それぞれ1つずつ具体的に見ていきましょう!

1.制作部

制作部では撮影進行を主に行います。
プロデューサーは映像制作の現場責任者です。
クライアントとの直接やりとりをすることが多く、撮影中でもイメージと乖離していないかなどプランナーと確認しながら進めます。

プロダクションマネージャー(以下PM)は手配した人や物を管理し適切な配置や段取りを行うため、やることは多岐にわたります。そのため、現場の規模感によってPMの人数も変わってきます。

主な業種
・プロデューサー
・プロダクションマネージャー
・プランナー

2.演出部

演出部ではディレクターが中心に動き、映像制作の指揮を取ります。
ディレクターは制作物の品質に責任を持たないといけませんので責任重大です。
案件の規模によって、台本の監修行う脚本家や演技指導を行う演出家などもアサインされます。

主な業種
・ディレクター
・脚本家
・演出家

3.撮影部

撮影部ではカメラ、照明、録音の3つをベースとしてセットが組まれていき、演出部と連携しながら撮影を進めていきます。
大きな制作会社だと撮影部、照明部、録音部に分かれるケースもあり、特機部という特殊な機材を扱うことができる部署もあります。

主な業種
・撮影技師
・照明技師
・録音技師

 

4.美術部

美術部は主にセットやロケセットをイメージに沿って、それらしく飾り付ける部署です。
一般的に装飾は作品全体の世界観を表現する人、大道具はセットに固定されて動かないものを作る人、小道具は手に持つもの、身に付けるもの、動かすものを作る人という役割になります。
また、スタイリストとヘアメイクも同じくイメージに沿って、衣装やメイクを考えていきます。

主な業種
・装飾
・小道具
・大道具
・スタイリスト
・ヘアメイク

 

5.俳優部

俳優部は演技をする役者を指します。
規模感によって人数も大きく変動し、必要であればエキストラもアサインされます。
その他に殺陣のような特殊な演技が求められるアクション部といったところもあります。

主な業種
・役者

 

以上がプロダクションにおける主な役割分担となります。
映像制作における工程の中で一番人数が動くため、撮影当日は正確な段取りや時間管理を求められる大変なフェーズではありますが、クリエイターにとってはここが醍醐味でもあります。
また、次の工程のポストプロダクションに入ると「編集部」という部署も活躍してきます。
こちらは次回、解説していければと思います!

以上、Maromaro 映像クリエイターのOhsukiでした。

 

Maromaroでは映像制作を行なっているので、お気軽にご相談ください。