2025.05.19

Windows11アップデートの新機能:リコール(Recall)を使ってみました!
こんにちは!
MaromaroのShigeです。
先日のWindows11アップデート後になにやら新機能の設定が出てきました。
どんなことができるのかも含めて、検証してみました。
1、リコール(Recall)って何ができるの?
「リコール」は、定期的にデスクトップ画面のスナップショットを撮り、テキストや画像をAI(Copilot)で認識、後から検索できる機能です。
パソコンを使っていて「この前作ったパワーポイントのファイルの保存場所がわからない」や「昨日見たホームページ、どこで見たんだっけ?」などあると思います。
「リコール」の機能があれば、それも解決できるようです。
「リコール」は自動でパソコンの画面を記録してくれるので簡単に振り返ることができます。
例えば「昨日調べた『リコール』に関するWebページ」といったように自然な言葉で検索すれば、昨日調べていた「リコール」に関するWebページの一覧が表示されます。Webブラウザの履歴を探すより早いですね。
2、リコール(Recall)を設定してみよう
リコールは、Windows Updatesで更新プログラム「KB5055627」を適用すると、リコールを有効にするかの確認画面が出ます。
「リコールを使用して写真メモリを呼び覚ます」:変な日本語ですね。
→「はい、保存します」をクリックすると有効になります。
・リコールを起動するタスクバーにリコールのアイコンが出てきますのでこれをクリックします。
Windows Helloの認証をすると使えます。
※初回は使い方の紹介があります。
3、こんな使い方ができる
■テキストを入力して検索
リコールは記録した画面の内容をAIによって「ホームページ」とか「昨日作った資料」など、あいまいなテキストで検索可能です。
検索したいファイル名を忘れたり、Webサイトの名前を忘れても、あいまいなテキストで検索すると、以前にパソコンで作業していた内容が表示されます。
他にも「タイムライン」や「使用したソフト」も検索や絞り込みができます。
■インターネットにつながっていなくてもOK
オフラインでも使えます!
リコールではすべてPCに保存されるので、インターネットにつながっていなくても履歴を検索できます。
ネットにつながっていない場合にも過去の作業を確認することができます。
4、一部ではセキュリティの問題が指摘されています。
全ての作業が記録されてしまうので、個人情報なども含まれていると思います。
第三者に不正にアクセスされたりするリスクもあります。
記録されるソフトなどの設定などを行い慎重に使用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まだまだ改善の余地がある機能ですが、うまく使えば効率よく作業ができそうです。