2021.11.15
Shopifyストアのリニューアル前に事前に確認したいポイントまとめ
こんにちは、Maromaroの松橋です。
最近、Shopifyという単語を聞く機会が増えて興味を持っていたところ、なんとサイトリニューアルの開発に数件、携わることができました!
色々学びがあり良い経験ができたので、Shopifyストアのリニューアル前に事前に確認したいポイントをまとめてみようと思います!
ストアオーナーアカウントでしか操作できないものがある。
Shopifyのサイトを開発するには、Shopifyストアのログインアカウントが必要です。
そのログインアカウントは、「ストアオーナー」と「スタッフ」というものがあります。
ストアオーナーアカウントは、全ての操作をできる権限をもち、1アカウントのみで設定可能です。
スタッフアカウントは、操作できる項目を制限でき、2021年11月現在は、プランによって設定できる数が違います。
- ベーシック:2
- スタンダード:5
- プレミアム:15
https://www.shopify.jp/pricing
開発する側からは、どのアカウント情報をいただけるとスムーズに開発できるのかというと、「ストアオーナー」です。
というのも、「ストアオーナー」でしか操作できないことがあるからです。
どのようなものがあるのかというと、私が経験したものでは下記がありました。
- プライベートアプリの有効化
- 有料アプリの設定画面の表示
プライベートアプリを有効化の設定を行うと、Visual Studio Codeなどのエディタで開発が進められるようになります。
また、有料アプリの設定画面の表示は、全てのアプリではありませんが、アプリによってはストアオーナーしかアクセスできないものがありました。
「ストアオーナー」のログイン情報をいただけると、これらの小難しい設定を開発側で作業を完結させることができるのでスムーズになります!
「スタッフ」のログイン情報のみのご提供でも、手順書や、現地で直接ご案内、zoomの画面共有などでご案内することで対応は可能です。
この部分は、クライアント様と事前に認識を一致させておく必要があるなと感じました。
ドメイン変更させると動作しないアプリがある。
最近見た商品など、Shopifyアプリの中には、API経由で情報を提供しているものがあります。
それらのアプリの中には、サイトのドメインを認識してから、APIサーバーからJSON情報を提供できるように設計されているものがあります。
アプリは魅力的で、非常に便利なものが多いのですが、アプリの中には、Shopifyストアのドメインが変わった際、アプリ側で設定されていたドメインも自動で変更されず、正しく動作されなくなるものがあります。
そのため、リニューアル前には、
- クライアント様にドメイン変更有無、アプリ使用有無確認
- アプリ開発元にドメインが変更されても動作するか確認
しておくと、開発がスムーズになるなと感じました。
まとめ
今回は2つポイントを絞ってまとめましたが、経験するともっと知見が増えていくと思うので、引き続き、勢いのあるShopifyに注目していきたいと思います!
以上、Maromaroの松橋でした。