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2022.06.06

futa

ファミリー共有が出来ない! まさかのApple IDが原因だった件

ファミリー共有が出来ない! まさかのApple IDが原因だった件

今回は、タイトルでお分かりのようにレアなケースでつまずき時間を要した件について、記しておこうと思います。

Appleのファミリー共有とは

Appleのファミリー共有という機能はご存知ですか? 複数(最大6人)のApple IDでサブスクリプション、購入したもの、自分の位置情報等を共有出来る便利なサービスです。

例えば、Apple Musicの場合、通常個人で利用すると月額980円の料金がかかりますが、ファミリー共有であれば家族が6人まで月額1,480円で利用出来ます。制限も無く一人当たりの料金ががかなり割安になるのは嬉しいですよね。

中でも、ペアレンタルコントロール機能は、子供がスマホを持つようになると重宝します。管理者は、子供のスマホの使用に関して制限をかける等、保護者として必要な様々な管理を行えるようになります。

ファミリー共有を始めてみる

我が家でも、長男がスマホを持つ時期がそろそろ来ると思われ、上記の様な見守り機能を取り入れたいというのがきっかけで、ファミリー共有の開始を決めました。

ひとまず親のお古のiPhoneは準備をしてありますので、その端末で使う子供のApple IDの新規作成をします。
補足ですが、日本では13歳未満のApple IDの作成は出来ませんが、ファミリー共有の管理者が13歳未満の子の為に作成する事は可能となっています。長男は現在13歳未満なので、筆者がファミリー共有の管理者として子のID発行をするのがまず初めにやる事…という事で、筆者の端末で設定をしました。

作成手順

iPhoneやiPad、iPod touchからは、「設定」から出来ます。手順としては、
①自分の名前をタップ →②「ファミリー共有」をタップ →③「お子様用アカウントを作成」をタップ →④「続ける」をタップ →⑤あとは画面の案内に従って設定を進める →完了

※一般的には、上記手順でIDが作成されますのでこれで作業は終わりです。筆者はまだ続きます。

謎のエラーで弾かれる

何度やっても下記のメッセージが出てエラーになってしまったのです。急に英語で、「あなたのタイプはファミリーを開始、または参加ができませんよ」と注意を受けるのです。

設定画面2

えっ、Appleが自分をブラックリストに入れているのか!? …あらぬ不安がよぎりましたが、今まで問題無くAppleの他のサービスは使えていたし、不審な行動も一切取った覚えは無いし…。
なので、ネットでつまずいた時の対処法を調べ、一旦サインアウトする、別の端末を使う等を試しましたが、進めません。
そもそも、同じエラーメッセージの事例は検索しても出てこなかった(汗)、もうお手上げになってしまいました。

Appleサポートに問い合わせ

希望はまだあります。Appleに直々に相談してみました。

↓Appleのホームページより
Appleサポート
Appleサポートにかかればすぐ解決するだろうと思い、チャットで状況を説明、色々自分の端末で同じ事を再現したり待たされたりしたところ…、なんと「私共では解決に至れません」的な返答を貰い、ショック(泣)。

ただ、チャットではなくスペシャリストと電話をすれば引き続き対応してくれるとの事でしたので、今度は電話に切り替えまた同じように状況を説明しました。

担当スペシャリストの方は、応対もしっかりしていて安心感をくれるのですが、筆者のトラブル状況についてはうーんと唸るばかりで、資料を探す時間を下さいと言われました。そしてしばらく待った後、こう質問されました。「お客様のApple IDですが、企業や教育機関で作られたものの可能性はありませんか」。
会社管理のIDの事ですね。いいえ、このIDは昔から個人で使用しているものですとすぐ返答したのですが、ふと、いつ作ったかを思い出そうとしてハッとしました。そういえば、自分がApple IDを作ったきっかけは、新入社員で販売員をしていた頃に、Appleから資料を渡され製品研修で同社のオンライン学習プログラムにログインする為だったなと…(iPhoneがまだこの世に無くて、Apple IDなんてほとんど誰も知らない大昔の話です(汗))。
つまり、企業に管理されたIDだった可能性がある! それを認識しないまま、その後iPodやiTunesでApple IDが必要になったタイミングあたりで、そのまま持っていたApple IDを個人で使っていました。

原因が判明したけれど

蘇った記憶を伝えたところ、個人IDと法人向け管理対象IDがあり、後者はファミリー共有等一部の機能が無効となってしまうという事でしたので(そりゃそうですよね)、出ていたエラーメッセージとも繋がり、眼から鱗が落ちました。

そして原因がそれなのであれば、ファミリー共有を作ることも招待されることも出来ないので、Apple IDを新しく作る必要があると告げられ(データの移行はできない)、再びショック(泣)。
筆者のApple IDは長らく多くのサービスを利用中で、写真や音楽を始めとしたそれらのデータを残すには、地道に手作業でどこかを経由して移動させるというかなりの重い作業がのしかかってくるのが想像出来ます。

奥の手を使って解決!?

筆者的に「もうええわ…。」と思い始めていた時、スペシャリストの方が察してか、再度時間をかけて調べていただき1つ解決方法を提案してくれました。アカウントタイプの変更をする為に、エンジニアと連携を取ってくれるというのです。
これは、スペシャリストの方が最初唸るところから察するに、レアなケースだったのでしょう。既に退職して長い間その組織には所属していないからできた提案と思われます。
プライバシー関連なのでやりとりは多いという事でしたが、結果数営業日で対応をしていただけました。

無事に一般ユーザーのアカウントに変更され、時間はかかりましたがファミリー共有を開始することが出来ました。
全く想定していないところに原因があったので、自己解決は絶対に無理でした。諸々感謝という訳です。