2022.12.26
P3 (Plugin Performance Profiler)がクローズされた!?代替のプラグインCode Profilerを紹介!
こんにちは、Maromaroの松橋です。
プラグインの読み込み時間を計測することができるP3 (Plugin Performance Profiler)がクローズされていたので、代替となるプラグインを調査してみました!
P3 (Plugin Performance Profiler)とは
WordPressプラグインのページ読み込み時間を測定することができるプラグインです。
測定することで、サイトのページ自体の読み込み時間の遅さの原因となる、問題のあるプラグインを特定することができます。
P3プラグインは、プラグイン毎の読み込み時間の計測ができるだけでなく、WordPress本体・テーマなどの読み込み時間も計測が可能で、WordPressサイトのパフォーマンスチェック・改善にとても便利なプラグインです。
ところが、P3プラグインの公式ページにアクセスすると、
This plugin has been closed as of October 13, 2022 and is not available for download. This closure is permanent.
と記載があり、クローズされたようです。
P3 (Plugin Performance Profiler)がクローズされた原因
バグなのか、脆弱性なのか調べてみましたが、理由は見当たらず。
開発自体もっと以前に止まっていたようで、最近になりクローズされたようです。
便利だったのに。。。惜しいです。
ただ、WordPressサイトのパフォーマンスチェックはWEB制作側として行う必要があるので、代替となるプラグインを調査してみました!
P3 (Plugin Performance Profiler)の代替プラグインCode Profilerとは
パフォーマンスチェックプラグインはいくつか存在していたのですが、今回ピックアップしてみたのは、Code Profilerというプラグインです。
Code Profilerも、P3プラグインと同じようにプラグインやテーマなどの読み込み時間を測定することができるプラグインです。
https://ja.wordpress.org/plugins/code-profiler/
開発も活発に行われているようで、今後のWordPressアップデートにもキャッチアップしてくれそうですね。
P3 (Plugin Performance Profiler)とCode Profilerの違い
開発も活発に行われているCode Profilerですが、実際に使用してみたところ、P3プラグインと異なる点もありましたので、簡単にまとめていきたいと思います!
ページ毎に指定してチェックする必要がある。
P3プラグインはAuto Scan という機能があり、自動でスキャンするページ(TOP・アーカイブ・投稿ページなど)を指定してくれます。
そのため、プラグインを追加して、何も考えずにAuto Scan機能を利用することにより、大雑把ですがパフォーマンスチェックが可能でした。
Code Profilerは1ページ毎のスキャンになるので、あらかじめスキャンするページを決めておき、1ページ毎にチェックしていく必要があります。
(※個人的には複数ページ一括でスキャンする機能を希望しています笑)
ユーザーエージェントを変更できる
Code Profilerには、ユーザーエージェント毎でページのスキャンが可能です。
例えば、PC・スマートフォンのユーザーエージェントでテーマ表示切替運用をされている場合はとても便利ですね。
P3プラグインでは、ユーザーエージェントを指定する項目は無いので、ここはのとても良い点です!
CSVダウンロードが可能(有料版のみ)
P3プラグインはチャートのUIと別途、スキャン結果をメール送信機能によりテキストベースで得ることができました。
Code Profilerは、有料版でCSV形式のテキストで結果を得ることができます。
そのため、プラグインの読み込み時間をテキストで控えておきたい場合は有料版を購入する必要があります。
まとめ
代替となるプラグインを発見できて良かったです!
WordPressは様々なプラグインを使用するので、プラグインによっては、ページの表示パフォーマンスを著しく悪くさせてしまうこともあります。
そのような場合、Code Profilerプラグインでパフォーマンスチェックを行っていきたいと思います。
最近WordPressのサイトの読み込み時間に時間がかかる。。。という方はお気軽に当社にお問い合わせくださいませ!
以上、Maromaroの松橋でした。