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2017.08.16

agawa

夏休みの宿題のお助け☆バッタの描き方講座

皆さんこんにちは。『バッタ 描き方』で検索してきた人が多かったので、急遽バッタを描くことになったMaromaroの阿川です。
夏休みの宿題なんでしょうか……虫が苦手なので朝顔とかひまわりの描き方にしてほしかったです。

バッタを描く前に…

まずはバッタを用意します。もしくはバッタの写真を用意します。バッタ観察のためなら本物のバッタを探しましょう。
今回私はバッタの写真を見て描こうと思います。

何とか写真を見ずに描けないかな~とも思ったのですが、ちょっと無理でした。

「昼」という漢字を崩すと仮面ライダーっぽくなるってご存知でしたか?
仮面ライダーってバッタじゃないですか!!これでいいじゃないですか!!!!!

…しかしこれではバッタと言えません。頑張って写真を眺めることになりました。ヒエエ…虫怖い……

バッタをリアルめに描いてみる

バッタっていろんな種類がありますが、よく見かけるのが長くて緑色したショウリョウバッタですね。このフォルムだと横から描いた方が一番描きやすそうですね。

アタリをとる

理科や生物の観察だと下書きなんてものしないと思いますが、この記事ではバッタのバランスをとるために下書きもちゃんと取ろうと思います。

いきなり書き始めるのは難しいのでまずは簡単な幾何学図形に収めてみます。ショウリョウバッタは長い三角形と四角形に置き換えられそうなので、ざっくり形をとりました。
足の位置はお腹から生えているので、羽の下に印をつけます。同じ長さの線を二つくっつけるイメージで描きます。
触覚は三角の先っちょからぴょんぴょんと2本伸ばしました。

バッタ本体とは別の話ですが、地面となる場所を先に描いておくとバランスがとりやすくなります。

アタリに沿って下書きをする

次にもうちょっとバッタらしくするために肉付けをしていきます。
ただの直線に見える箇所(背中や脚など)は少し曲線を意識して描くと生き物っぽくなります。
ここで体の反対側にある足を追加しました。わかりやすいように色を分けています。後ろ側になるものをしっかり描くと立体感が出るのでお勧めです。

下書きにペン入れをする

下書きが出来たら濃いペンで清書をしましょう。鉛筆で描いている場合はボールペンなどで主線を描き、不要な線は消しゴムで消すのが良いですね。
リアルに描くにはよく観察して、足の関節や触覚の模様など、よく見て描いてみましょう。

色で表現できるところは描きこまないでもよいですが、モノクロで描く場合は陰影をつけると立体感が出ます。
理科の宿題などの観察のための模写の場合は陰影をつけず、模様や筋をきちんと線で描いてくださいね!

色を塗る

ショウリョウバッタは緑色です。なのでベースカラーは緑で塗っていきましょう。
どうやって色を塗るかは好みなので、好きなように塗っていきましょう!リアルに塗るのであれば色の境目をはっきりさせず、なじませていくと自然な感じになります。

また、同じ緑でも濃い緑と明るい緑で使い分けると立体感がでます。
ここではエアブラシツールや、水彩ツールでなじませながら塗っていきたいと思います。

仕上げ

線画の色を変えてみたり、細かい模様をここで付け足していきます。
満足のいくまで手を入れたらこれで完成です!

オマケその1

リアルさを求めずデフォルメで描くなら、もっと特徴を肥大化させて描いてみましょう!
バッタの最大の特徴はぴょーんと高く飛ぶ脚ですね!このポイントを押さえつつ、他をもっと簡略化してみます。


特徴があればそれなりに見えるんです。

オマケその2

ショウリョウバッタばかり描いていましたが、トノサマバッタも有名ですよね。私もバッタと言われてパッと思い出したのがトノサマバッタでした。
ショウリョウバッタとは違い、顔が丸く脚が太めです。こっちのバッタの方が格好良く見えますよね。
アタリがうまく描ければトノサマバッタもすぐ書けるようになると思います。
丸い頭で、ショウリョウバッタよりも胴体を小さく、脚は人間の脚のように筋肉を意識して……など特徴を見ていきましょう。

まとめ

バッタに限らず、虫の絵や動物の絵って描くのが難しいですよね。うまく描く秘訣は写真でも実物でも良く見て観察することです。
主線を太いペンで、細かい部分を細いペンで描くだけでも違いが見えてきたりします。
自分に合った描き方を見つけてくださいね( ˘ω˘ )

もうしばらくバッタを見たくない阿川でした(・ω・)ノシ