東京都府中市、九段下のWEB制作会社Maromaroのブログです

2022.10.17

yamahana

AIにデザインが出来る!?画家やデザイナーは必要なくなるのか?

こんにちは。Maromaroのyamahanaです。

最近、クリエイター界隈では、ある話題でざわざわ…していました。

それが画像生成AIの登場!

あまりにクオリティが高く、自分が作る物よりも確実に上手い物もあり、仕事がなくなるのでは?とクリエイター達にとっては驚異的な敵が現れたと敵意をむき出しにする人も。

実際mimic(画像生成AIサービス)がSNSでは炎上騒動により一時サービス休止に追い込まれたり、はたまた台風15号のAIを使用した画像が間違って拡散されたり、AI絵師なる者が出現したりと話題が絶えません。

実際に私はまだ使用したことが無かったので、今回は自分の目で確かめてみることにしました。
また、自分的に気になっていた、画像生成AIにデザインが出来るのかも試してみたいと思います。

画像生成AIとは?

画像生成AIとは色々なサービスがありますが、自分が作成したいキーワードや絵などを登録すると、AIがそれに合った画像を生成してくれるサービスです。

その他、ラフ絵を取り込んで本画にしてくれたり、好みのキャラクターを生成するものまで幅広い種類の物が普及しています。

画像生成サービスは有料の物から無料の物まであり、有名なのはこちら

Midjourney
Dream by WOMBO
DreamStudio

今回はDreamStudioを使用してみました。

こちらは、一定数まで無料で利用ができ商業利用も可能とのこと。

AIでイラストを作成してみる

illustration,cat,pastel color,cuteなどと入れて出てきたのがこちら

今回サイズはスクエアサイズで作成しています。

  

   

   

ちょっとキモカワな感じ。。。

パステルカラーも少しどぎつい。

AIでバナーのデザインを作成してみる

秋っぽいバナーを作成したいので

design,autumn,bunner adなどと入れるとこちら

   

何故かウサギや、変な果実のようなものがが出現!でも中々、秋っぽいカラーでまとめられています!

 

今度はクリスマスのバナーを作成

design,Christmas,bunner adなどと入れるとこちら

   

 

なぜだか最初に生成されたのがトナカイでなくて、ウサギっぽかったせいか、どんどんウサギとクリスマスが生成されました。
でも、中々クリスマスっぽいです!

 

AIでWEBデザインをしてみる

とりあえず、秋使用のウェブサイトのデザインを作ってみる

design.autumn,websiteなどといれたのがこちら

 

なんとなくヘッダーのような物とナビゲーションのような物があったりして、それっぽいのが出来ました。

 

今度は通販サイトを想定して作成してみます

design.autumn,Mail order site
などと入れるとこちら

 

雑貨屋のようなオシャレなサイトが出来上がってきました!

 

AIを利用してみて

今回画像生成AIを利用してみた感想は、やはりクオリティが高いということ。

自分では中々こういうテイストしないなぁという物も多く、新たな資料として参考にするのは良いのかなと思いました。自分の記憶にある資料よりもはるかに多いデータを学んでいるからこそ、様々なバリエーションがあるのが魅力です。

ただ、画像作成にはキーワードがかなり重要になるので、英語力やキーワードの選び方などに能力が問われるのかなと思いました。

また、思い通りには中々生成してくれないので、それだけで利用するには難しく、まだまだ人の手で修正が必要だと感じます。

画像生成AIの問題点

AIはネット上の画像を勝手に拾ってきているという物もあるので、アーティストのサインがそのまま画像生成されてしまったとの報告もあります。

商業利用とはなっていても、自分が生成した画像がどこかの人の著作権を侵害してしまうといった可能性もゼロではないです。

そういった観点から、まだまだお仕事に利用するには、ハードルが高い気がします。

画像生成AIのこれから

あと数年もすれば、AIの技術ももっと進歩して、より高い技術の物が出現して行くだろうなと感じました。

ただ、絵画やイラスト、デザインには完璧さというよりも、その人のセンスや思いなども大事になってくると思うので、まだまだ。人の手で作る仕事はなくならないだろうなと思います。

今後AIの進歩によって一般の人がどんどんモノづくりを出来るようになり、アーティスト人口が増えることで、フリーランスの人などは厳しくはなっていくかもしれません。

ただ、音楽も今は楽譜が読めなくても作曲できる時代になり、ボーカロイドなどの新たな音楽が生まれたように、新しい思いもよらないアートがどんどん生まれる可能性があります。

AIの将棋を学んで藤井聡太さんのような棋士が登場したように、AIを敬遠するのではなく、利用するぐらいの気持ちで柔軟に対応してきたいですね。

以上、yamahanaでした♪