2016.08.08
Perl、PHP、Ruby(Rails)を使ってきての個人的印象
こんにちは!
Maromaro佐々木です。
今回はWEBアプリケーション開発に使用する、Perl、PHP、Ruby on Railsを使ってきての個人的な感想を書いてみます。
Perl(過去の遺物)
まずはPerl。
WEBアプリ開発用に私が最初に触った言語です。
12年程前にWEB制作会社に入った頃はPerl全盛期だったため、まずはPerlを使っていました。
個人的な印象としては
ローカル上での雑務からWeb開発、Windowsアプリ等も作れるなんでもできる言語でした。
現在でもMovable Typeを使っている案件等ありますが、FastCGI等の高速化モジュールが入っていないと
本当に遅くて大昔のWEBサイトを見ているような気持になってきます。
今では、ライブラリ等も古く全体的な工数が増え、最近では使いにくい言語ですね。
セキュリティ要件やWEB業界の時代の流れについてこれなかったのかな・・・という印象です。
PHP
Perlを触りだしてすぐに登場したのがPHP
Perlを扱う案件とPHPを扱う案件が半々になっていた時期がありました。
当初Perl派とPHP派が分かれていたのが印象に残っています。
Perlより断然とっつき易く、HTMLタグと一緒にプログラミングできるのも魅力です。
表示速度等も何もせずともPerlより断然早く、WEB開発用に作られた言語のため、便利な関数も豊富です。
※Perlもモジュール等で表示速度の改善はされているけどとっつきにくい。
当初はPerlの方がライブラリが多かったのですが、段々とPHPが優勢になり、Perlは影を潜めていった気がします・・・。
CakePHP等、フレームワークの登場で、とっても扱いやすくなり、工数も抑えられるようになりました。
PHP7も出ているので、この先もまだ開発が続いていくかと思います。
Ruby on Rails
クライアントがRuby on Railsでサービスを開始するという事で覚える事になりました。
Ruby on Railsを始めるまでRubyを使ったことがなかったため、少し手間取った部分もありました。
ライブラリがかなり豊富で、ほとんどやりたい事がGemインストールで解決してしまう・・・、そんな印象です。
プログラミングのとっつき易さとしては、PHPと比べると大変かと思います。
印象としてはPerlの良い所とPHPの良い所が合わさった感じです。
最初、Windows環境化でのインストールが大変すぎて良い印象がありませんでしたが、今では便利なフレームワークと思って積極的に使いたいと思っています。
勿論Rubyのフレームワークなので、習得する事でローカルでの雑務にRubyを利用できるようになり、各段に効率よく仕事が進められる場面もあるかと思います!
まとめ
小規模サイトであればCakePHP、大規模ならRuby on Railsがオススメかなと思っています。