2020.02.25
SCSS(SASS)とCSSの違いについて
こんにちは。Maromaroのtakaです。
現在、あたり前のように使っているSCSSですが、
そういえばSCSS(SASS)とCSSの違いってなんだろうとふと考えたので記事にしました。
SCSS(SASS)とは?
簡単にいうと「CSSをより効率的に書ける言語」です。
Sass=Syntactically Awesome StyleSheet
- Syntactically = 構文的に
- Awesome = 驚くべき
- StyleSheet = スタイルシート
こういった意味となっております。
SCSSはSASSの違いはざっくりですが、
SCSS=CSSと似た記述
SASS=Rubyと似た記述
といったような形になります。
SCSS
.test{ margin:10px; a{ padding:10px 20px; } }SASS
.test{ margin:10px a color:#12cacc; padding:10px 20px; }上記のように若干書き方は違いますが、
実行結果は同じです。SCSS(SASS)を導入するメリット
CSSコードが減る!
SCSS(SASS)を導入すると、CSSのコード量が減ります。
下記記述の入れ子や変数を使うことにより簡易化できます。コードの保守管理がし易い!
SCSS(SASS)はネスト(入れ子)を使ってコードを書くことができます。
コード量も減りますし、視認性も高まります。コードの保守管理が格段にし易くなるでしょう。バグが減らせる!
SCSS(SASS)を導入すると、バグ(不具合)を減らすことが期待できます。
コード量が減ることで、人為的なミスが減ることが主な理由です。CSSにはない機能が使える!
SCSS(SASS)では、変数やMixinなど、CSSをもっと便利に使える機能が備わっています。
SCSS(SASS)はCSSにコンパイルする必要がある。
SCSS(SASS)はCSSをより書きやすくしたものなので、
SCSS(SASS)で書いたコードをCSSにコンパイル(変換する)必要があります。
CSSへのコンパイルには様々なソフトウェアを使用しますので、
使用環境にあったソフトを探してみるのも良いかもしれません。
ちなみに私はDreamweaverでコンパイルしています。まとめ
SCSSが使えればコードの記述量も減り、時間短縮もでき、
管理もしやすくなるので、必須レベルと思われます。
コーディングは速さと正確さが命ですので、是非覚えていきたいですね。