2016.04.08
イラストの描き方!~人の顔を描いてみよう!~
皆さんこんにちは!Maromaroの阿川です。
早いもので入社してから1年が経ちました。デザイン面もコーディング面でもまだまだ未熟なので頑張って経験値を積んでいこうと思います!
さて今回もイラストの描き方についてのお話です。これまでに
でもイラストの描き方をご紹介しましたが、今度は最初から丁寧に私なりのイラストの描き方についてご説明したいと思います。
まずは基礎の基礎ということで人の顔を描いてみましょう!
ステップⅠ:目標を決める!
さあ、イラストを描くぞ!と思ってペンを持ってもどういった絵を描きたいのかを明確にしないと始まりません。
例えば、カートゥーン調のかわいらしい絵なのか、それとも少年漫画に載っているようなかっこいい感じの絵なのか、はたまた少女漫画のような華やか絵なのか…どういった雰囲気のものも描きたいかを定かにしましょう!
ステップⅡ:さっそくアタリを描いてみよう!
描きたい絵の目標が決まったらアタリを描いていきましょう!アタリとは大まかな位置を示す目印みたいなものです。
今回は普通の女の子の顔とデフォルメチックな少年の顔を描いていこうと思います。
まずは丸を2つ描きます。2つ目の丸は1つ目より小さめに描き、描きたい顔の長さに沿って位置を調整します。
次に大きいほうの丸に沿って十字線を描きます。縦線と横線が重なる場所が円の中央になるようにしましょう。
これでアタリができました!
ステップⅢ:輪郭をなぞってみよう!
続いてアタリに沿って輪郭を描きましょう。大きな円の上半分と下の円の下半分を繋げるイメージで線を引きます。
このときバランスを整えながら線を引いていきましょう!
赤いラインが引いてあるところがポイントです。
頬骨はただの曲線ではなくほんの少しだけ角ばらせること、顎は直線を繋げるのではなく少し弧を描くようにすると輪郭らしくなります。
これで輪郭の完成です!ここで左右に耳と、首を追加しましょう!
ステップⅣ:顔を描いてみよう!
人の第一印象の9割が顔で決まるように、イラストでも顔は重要なポイントです。丁寧に描いていきましょう!
まず十字を引いたアタリに中央から輪郭までを二等分する線を追加します。
次に二等分した線を軸に丸を描きましょう。この丸が目になります。
そして目から逆三角形を描きます。この三角の頂点が鼻になります。
丸の位置はなるべく左右均等にしましょう。大きさは描きたい絵柄によって変化します。
可愛い顔は円を大きめに、カッコいい顔は目を小さめに描きましょう!
顔のアタリがかけたら本格的に顔のパーツを描いていきます。
まずは目です。目は球体ということを意識することがポイントです。
眼球にそって瞼があり、その中に瞳があることを注意しましょう。
瞼の上に沿って眉毛を、先ほど引いた逆三角形の頂点に鼻、その下に口を描きこめば顔の完成です!
輪郭の中のバランスを見ながら描きこんでいくとよいと思います。
ステップⅤ:髪を描き加えよう!
顔が描けたら今度は髪の毛を描いていきます。髪の毛でその絵の雰囲気が左右されます。
髪の毛のポイントは髪の毛の生える方向を意識することです!
一度あたりで使った線を消してすっきりした状態から説明しますね!
まずは前髪を描きます。矢印の箇所から流れるように前髪を伸ばしていきましょう。
髪の毛は一本一本描くのではなく一つの塊としてとらえると描きやすいです。
次に後ろの髪を描いていきます。大人しめに描くのか、あり得ない髪型を描くのかは自由です。
少女漫画だったら細かく柔らかに、少年漫画だったら勢いよく思い切って描くと特徴が出ると思います。
髪は最も特徴を出しやすい箇所です!楽しく描きましょう!
顔のバランスはつかみにくいですがアタリのコツをつかめばいろんな方向の顔が描けるようになります。
まずは正面から練習していきましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか?顔は一番特徴を出しやすい箇所でもあります。
バランスを自分なりに調整することによってオリジナリティが出しやすく、ぐっと目標に近づくことができます!
このやり方が全てではありません。自分に合ったやり方を見つける手助けになればと思います。
絵がうまくなる方法は継続です。いろんな可能性を見つけて挑戦してみてください!
それではまた次回!
阿川でした(・ω・)ノシ