2016.08.01
カンタン解説!はじめてのWeb用語
皆さんこんにちは!Maromaroの阿川です。
7月ももうすぐ終わりですね!8月といえば夏休み!皆さんはもう予定を決めましたでしょうか?私は海外旅行に行きたいです。時間的に無理そうなので、ポストカードを見つめて行った気分になっております。
さて今回のお話はWebについてです。Web業界に入り2年目に突入したのですが、まだわからないことがたくさんあって今でも悩んで仕事をするときがあります。
そこで今回は私が過去に言葉の意味がよくわからずクエスチョンマークを浮かべた語句の概要を、ざっくり解説していきたいと思います。何となくの理解でも知っているのと知っていないのでは大違いです!それではいってみましょう!!
「Web」とはなんだろう?
雰囲気だけわかっていてなかなかうまく説明できないキーワードだと思いますが、今見ているこのページがインターネットを通じて閲覧している「Webページ」の一つです。WebはWorld Wide Webの略称で、インターネット上で用いられる文章の公開・閲覧できるハイパーテキストと呼ばれるシステムの一種です。ハイパーテキストとはその文章内に別の文章への参照を埋め込むことができるテキストとされています。
つまり文章内に他のページに飛べるテキストがあるということですね。確かに紙媒体の「テキスト」ではこれはできないことです。リンク先のページがまた次のページにつながり、そのまた次のページも……と線でつなぐと蜘蛛の巣(ウェブ)のようになるためWebという名前になったのだとか。
私の好きなスパイダーマンも愛称で「ウェブヘッド」と呼ばれることがあります。「蜘蛛の巣頭」という意味です。「ウェブ=インターネット」という言葉のイメージが強いですが、語源は蜘蛛の巣だったんですね。
Webの単位はページでその集合がサイトとなります。つまりWebサイトといえば複数のページが集まったインターネット上の本のようなものなんですね!
「Webサーバー」とはなんだろう?
WebサイトはWebサーバーというものが配信しています。最初はサーバーとはどんなものか全くわかりませんでした。
サーバとはWebページを見せてくれる本体です。Webサーバーの情報を受信するものがWebクライアントとなります。その中でもページを見るために用いるものをWebブラウザといいます。有名どころはIEやChrome、Firefox…MacだとSafariなどでしょうか?私は普段Chromeを使用しています。
もっと身近に感じるサーバーといえば、水が飲めるウォーターサーバーや酒屋で見かけるビールサーバーなどでしょうか。ものは違えど何かを供給しているものがサーバーなのです!
「ディレクトリ」とはなんだろう?
ディレクトリとはフォルダーのことで、中に複数のファイルをしまっておく部屋のようなものです。入れ子のようにすることもできます。(入れ子にしたディレクトリはサブディレクトリと呼ばれます)
例えばトップページ(index.html)の中に企業理念、事業紹介、アクセス、コンタクトなどのページがあり、またそこから別のページに飛ぶ……などディレクトリを複数使用しページを増やしていきます。
ディレクトリが増えると管理が大変になるため、どこに何があるのか視覚化したディレクトリマップを作成すると効率が上がります。
「FTP」とはなんだろう?
『簡単なホームページの作り方!』のような本にも書いてあるのですが、実際にやってみないとわからない仕組みだと思ったのがこのFTP…File Transfer Protocol(ファイル・トランスファ・プロトコル)でした。
FTPとは自分のPCのデータをサーバへ転送するのに使用するプロトコルです!(プロトコルとはデータや情報を相互に伝送するための手順のことです。)
FFTPやFileZilla(ファイルジラ)といったソフトでFTPを利用できます。サーバが指定したIDとパスを入力し繋げることで、自分のPC内のサイトのデータを相互間でやり取りすることができます。
大変大雑把な説明ですが、FTPで送受信するデータをSSH…Secure Shell(セキュアシェル)で暗号化したプロトコルのことを、SFTP(SSH File Transfer Protocol) といいます。SSHで暗号化された通信をすることによって、さらにセキュリティを厳重にすることができます。これもFileZillaやWinSCPといったソフトで利用することができます。
「SSL」とはなんだろう?
SSL…Secure Sockets Layer(セキュア・ソケット・レイヤ)とは、サーバーとブラウザ間を行き来するデータを暗号化する技術のことです。SSから始まるのでSSHと完全に混ざっていたことがあります…
SSLを使ったWebサイトはURLが「https://~」に変わります。Amazonや楽天などの通販サイトがわかりやすいかと思います。これがないと通販サイトに送信した住所や電話番号などの個人情報がダダ漏れになってしまうんですね!
このSSL証明書はWebサイトで送受信する情報を暗号化するだけではなく、そのWebサイトの運営者の身元を証明する仕事があります。SSL証明書は仲介会社から購入でき、これがあると偽のサイトが出現した際、自分の方が正規のものだと証明することができます。
最後に
大雑把に説明しましたが、ある程度頭に入っていると「ああ、なるほどな~」と思える場面が増えていきます。少しずつでも覚えていきたいところですね!実践しないとわからない箇所も多くあるので手を動かした方が覚えやすいと思います!!
今回出てきた用語の読み方はこちらの記事でも紹介されています!
もっと詳しくWebの仕組みを…!という記事はこちら!
次はコーディング中に疑問になった言葉を解説していきたいと思っています!
それでは阿川でした( ・ω・ )ノシ