東京都府中市、渋谷区のWEB制作会社Maromaroのブログです

2018.10.01

chie

子どもと一緒に楽しくプログラミング!

こんにちは。Maromaroのchieです。

2020年度から小学校で必修化されるプログラミング。
一体どんな授業?パソコンを使うの?とやきもきしてるパパさん、ママさんも多いのではないでしょうか?
今回は、プログラミングの基礎知識を養う小さい子向けの教材をご紹介!

どんな授業なの?

プログラミングと聞くと、難しいコードをパソコンで打ち込んでいくの授業なの?と思われる方も多いのではないかと思いますが、プログラミング言語の使い方を覚える授業ではなく、「自分が求める結果をどのような手順で進め、解決していくかということを理論的に考える」すなわち「プログラミング的思考」を養うことを目的とした授業のようです。

学校により授業の方針は変わってくるようですが、毎回パソコンやタブレットを使っての授業というよりかは、算数や理科、図工などのなかでプログラム的な思考を深めていく感じです。

我が家の場合

4歳の娘は最近、「お勉強をするとお姉ちゃんになれるの!」と謎の考えのもと、突然「数字やる!」と数字の書き方の勉強などやりだしたりするくらいのレベル。
遊び感覚でやれるプログラミングの教材はないかな~と思ってたところ、良いものを発見しました!

カードでピピッと はじめてのプログラミングカー

対象年齢3歳~おもちゃのような見た目なので、箱をみた瞬間に娘のテンションはMAXでした。
箱を開けてみると、おもちゃのような感じでいろいろと入ってました。


・電池で動く車
・ぼうけんマップ
・命令カード(命令タグを使用する前に命令の手順を考えるカード)
・命令タグ(車に実際に命令を送るカード)
・カードボード

遊び方


ぼうけんマップのゴールを決める

スタート地点からのゴールへ行くための道順を決める

命令カードとカードボードを使用して命令を考える

車に命令タグをかざして命令を送る

車を走らせる

大人からしたら簡単な内容なのですが、子どもとしては「まえ」、「うしろ」、「みぎ」、「ひだり」を理解していないと、ちょっとつまづくかもしれないです。
といっても、子どもは吸収力が早いので、やっているうちに覚えると思います。

わからないからママやって~っが続く場合は、やはりその子にはまだ早いのかもしれないので、一旦時間を置いてからやるのがおすすめです!

実際体験してみた結果

まずは、遊び方の手順にそって大人が見本を見せてみました。
とりあえず、子どもは動く車に大喜び。
この時点では、「カードをかざすと動く」くらいの認識っぽいです。
次に子どもに「どこに行きたい?」、「どういう道順で行く?」と聞いてみたところ、「パン屋さんにここをこういって、こうして行く」と。
ここまでは順調だったのですが、命令カードとカードボードを使って、ゴールまでの命令を考えるのが難しいようです。

子どもがつまづいた点

簡単でおもしろそう!と思ってやってみたのですが、子どもにはいろいろとづまづく点がありました。
プログラミングよりも、まずはつまづいた点の克服が重要そうです。

つまづいた点:車から数えてしまう

・車から数えたい
命令云々よりも、車の位置からどうしても「1、2、3・・・」と数えてしまうため、命令が1つ多くなってしまうこと。
一つ目は車から数えると思い込んでることで起きてしまうので、車の位置からは数えないとうことを教えてはみたのですが、どうしても車から数えてしまい・・・
何度かやることで、改善されましたが癖で車から数えてしまうことの方が多いです。
なぜ車から数えないのかが娘にとっては疑問のようです。

つまづいた点:まえカードの向きが混乱する

まえカードの向き
「まえ」のカードには「↑」と矢印が書いてあるのですが、ぼうけんマップで進みたい方向と違うと思うようで、車の向きを基準に前という認識が難しいようです。
かなりながーく説明した結果、なんとな~く理解した娘。この時点で親はヘトヘトです(笑)
結局、いきなりカードボードに命令カードを置くのは難しいようなので、ぼうけんマップに命令カードを一枚づつ置いてみることに。
命令が完成したら、そのカードをカードボードに配置させました。

つまづいた点:遊びだしてしまう

遊びだしてしまった
車に小さい人形が乗れそうだったので、興味を持たせるために人形を置いてたところ、これが大失敗。
命令を考えるよりも、人形たちのストーリーを考えることに夢中になってしまいました。

つまづいた点:命令の数が多い

命令の数
命令の数は全部で10種類あります。
やれることが多いと覚えることも多くなり、子どもの集中力も切れてしまうので、最初は「まえ、うしろ、みぎ、ひだり」の4枚だけにしてみてやるのがおススメです。

つまづいた点:親が熱心になりすぎると

親が熱心になりすぎるとNG
これやりがちなのですが・・親が覚えてほしくて熱心になり過ぎてしまうと、子どもは嫌になっちゃうんですよね(汗
なので、親自身も子どもへの期待はほどほどにして楽しく学ぶを心がけないとですね!

まとめ

今回紹介した教材は、はじめてプログラミングというものに触れる第一歩としては、遊び感覚で体験できるので、小さい子どもにはなかなか良いのではないかと思います。
ただ、まえ、うしろ、みぎ、ひだり、とまる、ライト・・・などの簡単なものなので、小学生には物足りないのかなと思うので、まさに3歳~といった感じでしょうか。

ITが溢れている世の中なので、こういった授業によって今まで子どもたちが何となく触れていたものに対して、「これはプログラムによって動いているんだ!」という関心がより強まっていくとよいですね!

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