2022.12.19
Gitlabで二要素認証設定したらSourcetreeでエラー!プル&プッシュできなくて困った話
こんにちは!Maromaroのディレクターoyucoです。
あっという間に年の瀬、今年もいつものようになんだかやっぱりバタバタしています。
さて、Maromaroでは「Gitlab」のIssue(イシュー)でタスク管理をしています。わたしは普段はあまり使っていないのですが、サイトをリニューアル制作した際とかに複数スタッフで一気に確認作業をおこなって、クライアントからの修正点や要望、こちらできづいた不備、公開までに忘れずにやることなどをイシューに投げてそれぞれの担当が一つひとつつぶしていくので、やることいっぱいで取っ散らかる中、タスクが明確になって状況も把握できるのでとても便利です。
また、ディレクターもたまにHTMLのソースを更新する作業があって、たまにやるのでスタッフが更新したHTMLソースの先祖返りをしないようにGitを使って作業を行います。コマンド操作とかよくわからないので、「Sourcetree」を使って共有ファイルを「プル」してから更新して「プッシュ」するといったHTMLファイルのバージョン管理をしています。複数スタッフとのHTMLファイル共有、更新履歴も把握できるので、これもまた便利です。
Gitlabで二要素認証設定したらSourcetreeでエラーが出た
そのGitlab、今年のいつ頃だったか二要素認証を設定するようにアラートがでたので、セキュリティ強化のためにも必要なんだなと思って設定しました。
その後、しばらく使っていなかったSourcetree、久しぶりにHTMLのソースを更新する必要があったのでSourcetreeでプルしたところエラーが表示されました。このSourcetreeのエラー、英語でなんだかわからない内容と赤いバーが出るので、そこで思考が止まります、エラーなんてホントやめてほしい。
エラーを確認したところ、どうやら二要素認証が有効になっているので個人用アクセストークンを使用する必要があるとのこと。二要素認証を無効にすればエラーなくなるので無効にしたら、やっぱりGitLabで二要素認証を設定するようアラートが出てしまい二要素認証を有効に戻すことに。
GitLabで個人用アクセストークンの作成
「個人用アクセストークンを使用する必要がある」とのことなので、GitLabヘルプやGoogle先生に聞きながら、個人用アクセストークンを作成しました。
個人用アクセストークンの作成手順はこちら
- GitLabにログイン
- 画面の一番右上にあるユーザーアイコンをクリックして、プルダウンメニュー「プロファイル編集」をクリック
- 画面の左メニューにある「アクセストークン」をクリック
- 「アクセストークン」の作成画面で「トークン名」、「有効期限」、「スコープを選択」
・「トークン名」:案件名やアプリケーション名など。
・「有効期限」:何も入力しなければ無期限になるそうです。(知らなかったー。)
・「スコープを選択」:適宜選択。読み取りと書き込みが必要なので「write_repository」を選択しました。 - 「個人用アクセストークンを作成する」ボタンをクリック
- 画面切り替わって「新しい個人用アクセス トークン」が表示されるので、メモ帳などにコピペしてPCローカル上に保存
※トークンは再度表示できないので必ず保存します。
Sourcetreeでアクセストークン認証
Sourcetreeで「個人用アクセストークン」でのアカウント登録手順はこちら
- Sourcetreeのツール「オプション」をクリックして、「認証」をクリック
- 「追加」クリックで「ホスティングアカウント設定画面」が表示されるので、ホスティングサービス「GitLab」を選択して「Personal Access Token」を読み込みをクリック
- 「ユーザー名」にはGitLabのアカウントを入力(@以下)、パスワードにはGitLabで作成した際に発行された「個人用アクセストークン」を入力
個人用アクセストークン入力しても「認証失敗」で困った・・・
本来なら上記の設定で認証成功となりプル&プッシュができるはずなのですが、ユーザー名も問題なく、何度も「個人用アクセストークン」を入力し直しても認証失敗。
1点気になったのが、パスワード入力欄に「個人用アクセストークン」を入力したのですが、明らかに「個人用アクセストークン」桁数のほうが多くて、すべて入力されていないもよう。
- パスワード入力欄:20桁までしか入力されていない感じ
- 個人用アクセストークン:GitLabで発行されたコードは26桁
困ったー・・・、Sourcetreeで「個人用アクセストークン」でのアカウント登録ができないとプルもプッシュもできない。
仕方なく「キャンセル」をクリックしてオプション画面を閉じて、「プル」を行いました。
すると、トークン入力画面が表示されて、「ユーザー名」と「個人用アクセストークン」を入力したところ認証成功!。オプションでのアカウント登録画面とは異なり、「個人用アクセストークン」のすべての桁数が入力できて、「プル」成功しました!。
このプル成功まで1週間ちょっと業務の合間にGoogle検索で解決方法を探したのですが、あまり「GitLab」と「Sourcetree」の組み合わせで同じような問題がヒットせず。ネットで解決方法を探しながら「プル」成功までに毎日何度もトライしてみてかなり時間がかかりました。スタッフに聞いて解決も考えましたが、誰もこんなことでひっかかっていない感じだったので自力解決してみました。
Sourcetreeを使いはじめたころは、エラー三昧でその都度スタッフに聞いては解決して、また同じようなことやってエラー出て聞くを繰り返した時期があり、プルやプッシュするたびにドキドキ、もうSourcetreeは触りたくないと思うことも。
でも、もう大丈夫!Sourcetreeのエラーもなくなり一人で解決できました、って話でした。
もしも同じことで困っている方がいたら、上記の手順でSourcetreeに認証できるようになるのであきらめずにトライしてみてください。
千葉県の鴨川に援農でみかん狩りの収穫作業をしてきました。今年もみかんは鈴なりで豊作、枝のところどころいっぱい、ぷりぷりとフレッシュなみかんが収穫の時を待っていました。
みかんの収穫は機械ではできない作業で、みかんの木もみかん自体も傷つけないようにどうしても人の手に頼らないとならないそうです。年を越す前にみかんを総採りする必要があって、毎年この時期に人手が必要とのこと。大自然に囲まれ、みかんで水分補給しながらの作業でリフレッシュしてきたので、そのみかん鈴なりの画をブログタイトルに掲載してみました。
以上、oyucoでした。