東京都府中市、九段下のWEB制作会社Maromaroのブログです

2024.09.24

taka

WindowsでSafariと同等のブラウザを使用する方法

こんにちは
MaromaroのTakaです。

今回はWindows機でSafariブラウザとほぼ同等のブラウザテストをする方法をご紹介します。

元々AppleからWindows向けにSafariのブラウザは提供されていましたが、
2010年に提供とサポートを終了しているようです。
https://support.apple.com/ja-jp/102665

コーディングなどをしているとブラウザチェックが必須になりますが、
どうしてもWindows機だとSafariが使えず不便ですよね。

ブラウザのエミュレーターサービスはありますが、
有料で割高のため、手が出しにくいと思います。

今回ご紹介するのは無料でローカル環境でのブラウザチェックが出来る方法となります。

ただ、注意点としてSafariそのものではなく、
Safariと同じエンジンを使用したブラウザで確認となるので、
基本的な動作確認は問題ないが、Safari特有の機能については確認ができません。
互換性テストやデバッグをする分にはSafariに相当する環境を使用出来ると考えても良いと思います。

実行方法

今回導入するものは以下になります。

Playwright (本体)
・Node.js (インストール・実行に必要)

Node.jsのインストールは以下の公式からダウンロード・インストールが可能です。
https://nodejs.org/en

インストール自体は簡単なので、方法は割愛します。

Playwrightのインストールは下記の流れで行います。

・コンソールを開きます。

・下記のインストールコマンドを実行(質問は y でOK)

npx playwright install webkitnpm init playwright@latest

・生成されたフォルダからsafari用のexeファイルを開く
※生成されるフォルダは基本的に以下のパスにあると思います。

C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\ms-playwright\webkit-<version>\Playwright.exe

 

・exeを開いてブラウザ画面が出たら成功
後は適宜URLバーに打ち込んで確認してください。

若干動作は重いかもしれませんが、
開発ツールで要素確認もできるので、
コーディングチェックとかに役立つと思います。

以上Takaでした。