2017.05.15

Web屋でも簡単にIoTできる! Raspberry Piを使ってみた。
こんにちは佐々木です。
早速ですが、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)したいと思います。
インターネットに接続しているからにはWebとの親和性抜群ですよね!
昨今は高度な専門的知識がなくとも、Web制作で培ったスキルで簡単にIoTできる時代になってきました。
目次
まず、IoTって何ができるの
簡単にいえば、機械、家電製品、その他etcがインターネットに繋がって、何かインプット、アウトプットすること。
例えば・・・
気温を検知して、一定の温度以上になったらSlackやメール通知したり。
入口に赤外線センサーや、圧力センサー等を使って、人が通ったら画像付きでデータベースに記録するとか。
スマホからエアコンを制御したり。
犬がエサを食べたら通知したり。
ブラウザからパトランプを制御してイタズラするとか。
いやもう色々考えられるのでワクワクしてきますね!
まず、Web屋がサクサクっとスタートアップするために必要なもの
- Raspberry Pi 3
- Micro SD:ハードディスクの代わりになります。Raspberry Pi 3に差し込んで使用。
- 電源用のmicroUSBケーブルとUSB充電器:電源供給用です。Raspberry Pi 3に差し込んで使用。
電源ケーブルから供給でもOKです。
- ブレッドボード:Raspberry Piとセンサー類を簡単につなげるための板
- ブレッドボードに差し込むためのジャンパー線
- 使いたいセンサー
実は下記を購入すると、センサー、ブレッドボード、ジャンパー線がついてきます!
- Raspberryを操作するために適当なパソコン ssh接続で繋げられます。 or Raspberry Piにモニター・USBマウス・キーボードを繋げる
現時点では「Raspberry Pi 3」を購入しましょう。
Raspberry Pi 3は既存でWifi、Bluetoothに接続可能ですが、以前のバージョンだと自分でパーツをくっつけないとなりません。
基本的にAmazonで購入できるので、翌日には試せてしまう!
Raspberry Pi 3を使う
まずはモノを制御するための物が必要ですよね。
下記は筆者のRaspberry Pi 3です。 値段も手ごろで6000円しないで購入できます。
Raspberry Piは言ってしまえば小さなパソコンで、OSを搭載しています。
OSが搭載されているので、モニターを繋げて確認したりできますし、Wifiでの接続やBluetoothなんかも簡単に扱えます。
スペックもなかなかのもので、Raspberry Pi 3の特徴的な部分だけピックアップすると。
CPU | クアッドコア:1.2GHz |
---|---|
メモリ | 1GB |
ネットワーク | 有線LAN,Bluetooth,wifiでの接続 |
上記のように素晴らしい性能を持っています。
気になるWeb上での情報も豊富です。
Bluetoothが使えるので、某S〇NY製コントローラーからも制御できたりします。
Amazonで簡単に購入ができるので、思い立ったらトライしてみましょう!
様々なセンサーやカメラ、モーター等を使ってインターネットと繋げる
- モーターを制御
- カメラを使う
- 気圧・気温・湿度を測る
- 赤外線を送受信
- タッチに反応
- 音に反応
- レーザーを送受信
- 傾きを検知
- 磁気を使う(カードリーダーとか)
- GPSを利用
- 超音波で距離を測る
他にも色々なセンサーやモジュールが用意されています。ワクワクしてきちゃいますね!
因みに私はAmazonで下記をとりあえず購入しました。
下記は色々なセンサーが入っていて結構楽しめます。
以上、サクッとIoTをはじめるための準備になります。
色々やってみて気づくのですが、物理的な調整の方が疲れます・・・
例えばカメラの位置だったり、モーター制御したりする際の躯体だとか、電波的ノイズだったり。
ひとまず簡単にはじめてみて、触れてみる事が重要だと思います。