2023.08.28
かんたん編集!無料でも使えるAdobe Express
こんにちは。MaromaroのChieです。
前回の記事で「Adobe Firefly」のことを取り上げましたが、今回はノンデザイナーにおすすめな「Adobe Express」をご紹介したいと思います。
Adobe Expressとは
誰でもかんたんにグラフィカルなコンテンツを作成できる簡易デザインツールです。
PhotoshopやIllustratorなどのツールがプロ向けだとしたら、Adobe Expressはノンデザイナーでも使いやすいビジュアルで、直感的に画像作成などができます。
Adobeのアカウントさえもっていれば、無料で使用できるのも魅力的。 しかもWebで完結することができるのでインストールは不要です。
Adobe Expressでできること
正直やれることがたくさんすぎて書ききれません!
下記は一部Adobeからの抜粋ですが、使い方次第では無限大です。
SNS | ドキュメント | プランニング | マーケティング |
Instagramストーリーズ | ポスター | SNS投稿予約 | 名刺 |
Instagramリール | パンフレット | チラシ | |
Instagram投稿 | 招待状 | ロゴ | |
TikTok動画 | メニュー | 広告 | |
Facebookストーリーズ | カード | コラージュ | |
Facebook投稿 | 証明書 | プレゼンテーション | |
YouTube動画 | 履歴書 | プロフィール画像 | |
YouTubeサムネイル | 請求書 | ||
YouTubeバナー |
本当にかんたんなの?
Adobe Express実際使ってみました。
1.上部からカテゴリを選択します。
SNS、動画、写真、ドキュメント、マーケティング、生成 から選択できます。
2.小カテゴリと作成したいコンテンツを選択します。
各カテゴリに沿った小カテゴリが表示されるので、作成したい小カテゴリを選択します。
今回は、「SNS」を選択したので、Instagram、Facebook、TickTok、Youtube、Twitter、Pinterest、その他 の小カテゴリが表示されます。
作成するコンテンツは「Instagram投稿(正方形)」を選択しました。
画像サイズもInstagram推奨サイズで作成できるようですね!
「白紙から作成」、「テンプレートを選択」とあるので、「テンプレートを選択」の方で作成してみます。
必要最低限のわかりやすい編集画面と、テンプレートや画像が豊富に用意されているのでかんたんに編集できそうです!
せっかくなので弊社で運営しているブックカバー専門サイト「Covers」のInstagramの投稿用画像を作成してみたいと思います。
3.テンプレートを編集
左に表示されているのがテンプレートですね。
Instagram投稿(正方形)に合ったテンプレートがずらっと並んでいます。
私はプレミアムプランに入っているので(CreativeCloudに入っている方はプレミアムプランにすでになっているようです)テンプレート豊富です。
さっく1つ選んでみました。
どうやら動画のテンプレートを選択したようです^^
右に並んでるブロックが表示するパーツのレイヤーで、修正したいレイヤーパーツを選択すると編集画面になります。
パーツに合わせて左の編集画面も変更するので、迷うことなく進められますね。
テキストもおすすめのフォントを表示してくれるので悩むことなく作成できそうです。
テンプレートにもよるかもしれませんが、パーツの色変更もできたりなかなかに多機能です。
色味を少し変更したりなどして再生ボタンを押してみたところBGMも入っていました!
画面を見る限りオーディオの管理をどこでしているのかわからなかったのですが、動画レイヤーの下にある青いバーがオーディオ編集バーでした。
ダブルクリックすると左にオーディオ編集がでてきました。
ボリュームの編集のみなので複雑なことはしなくて良さそうですね。
4.データの書き出し
さて、編集も終わったので早速書き出してみたいと思います。
右上にある「ダウンロード」ボタンをクリックするとファイル形式を選択することができます。
今回は動画なので「MP4」を選択。
10分前後でここまでできるなんて、Adobe Expressのテンプレート利用による作成かなりの時短です!!!
Adobe Premiere や Photoshop など利用している方には、「あーこの機能はないのか〜」と思うこともありますが、Adobe Expressは簡易画像編集ツールとしての機能は充分なのではないでしょうか。
商用利用は可能なのか?
さて、ここで一番心配なのが「商用利用」が可能なのかどうか。
安心してください!Adobe Expressのテンプレートや素材を使用して作成したデザインは、基本的に商用利用可能で、販売も可能とのこと。
さらに、Adobe Stockから読み込んだ素材は全てロイヤリティフリーなので、ノンクレジットで商用使用することが可能です。
ただし、禁止事項もあるので利用する際にはしっかりと確認をお願いします。
まとめ
Adobe Express・・・・
デザイナーとしての危機をまたもや感じましたが、ディテールの細かいことはどはできないので、そこはやはりPhotoshopなどの他のデザイン、動画ツールとの差は感じました。
ただ、正直なところさくさくと作れるので楽しい〜〜!!
あまり悩むことなく作れそうなので、テンプレートなしでオリジナリティの高いものもつくれるのでは無いかなと思っています。
クリエイターやデザイン上級者が中心のAdobe PhotoshopやIllustratorと違い、デザイン初心者やノンデザイナーの方にも手軽に初められるデザインツールとしておすすめです^^