東京都府中市、九段下のWEB制作会社Maromaroのブログです

2024.06.17

chie

XDからFigmaへの移行方法!Magiculを使ってみた!

こんにちは。MaromaroのChieです。

Maromaroでは現在Figmaでワイヤーフレーム〜デザインまでの作成を行っているのですが、Adobe XDで作成した大量のデザインデータをFigmaに移行する場面があり、いろいろと調べてみました。
無料でできる範囲は画像がついてこなかったり、崩れたりなどで大量のデザインデータを変換するには向いておらず・・・
結局、無料でできる範囲では限界だと悟り、「Magicul」という有料サービスを使用することにしました!
これがまた海外サービスのためか、調べてみてもあまり参考見当たらずだったので、今回使い方についてまとめてみました。

Magiculとは

今回採用したサービスは、Adobe XDSketchFigmaPhotoshopIllustrator、さらには PDF ファイルなどを、コンポーネント、プロトタイピング、その他の高度な機能を完全にサポートし、デザイン システム全体を完全に自動で変換してくれる、デザインファイルコンバーター「Magicul」というサービス。

Magicul

Adobe XDからSketchへ、Adobe XDからFigmaへ、FigmaからSketchへ、Figma から Adob​​e XD へ、Adobe XD から Adob​​e Photoshop などなど、ワンクリックで変換可能です!

Magiculの特徴

変換が早い

今回アートボード数50ページ以上のAdobe XDのデザインファイルをFigmaに変換する必要があったので、少なくても1時間はかかるのでは・・・と覚悟していたのですが、ものの2〜3分位で変換できました。

シンボル/コンポーネントは変換もできる!

今回は私が変換したファイルは問題なく変換されていました!
まれに、Adobe XD で作成されたコンポーネントなどがSketchFigma などの他のツールで再作成できいこともあるそうです。

プラグイン不要

オンライン上で完結するので、プラグインなどのダウンロードが不要です。
オフライン上での提案も可能だそうです。(別途お問い合わせが必要とのこと)

プランが選べる

・使った分
・クレジット単位
・月額プラン
どのプランも使ってみて全然うまく移行できない!って場合は、14日間の返金保証もあります!

Magicul

そこそこ費用がかかるので、必要に応じてとは思いますが、1ファイルに50以上のアートボードがある場合は、3クレジットの1ファイル無制限のアートボードのほうがお得な感じがします!
ちなみに1クレジット使ってもファイル削除すれば復活するのでは?と淡い期待もあったりしますが、こちらは1クレジット使用するとファイルを削除してもクレジットは復活しません。

Magiculを実際使ってみた

説明もなにも不要なくらい簡単です!
※日本語に翻訳して使用しております

まずはプラン契約

プランを選んで契約が完了したら、Magiculのページにログイン。
Magicul のトップページにはすでにアップロードのフォームがあるので、そちらからデータをアップします。

右のエリアから変換ファイルを選択し、ファイルをアップロード

ドラッグ&ドロップでアップロードが可能です。
1ファイルに57アートボード入っていることもしっかり明記してあります。

magicul

変換ボタンをクリック

変換ボタンをクリックすると、今回私が契約したプランはクレジット方式だったので1クレジット控えれる旨のアラートがでてきました。

magicul

変換中

変換中の%表示とファイル数が表示されます。

magicul

ものの数分で変換ファイルのが完成し、ダウンロードが可能です。
magicul

magicul

変換完了

変換が完了すると、ダウンロードボタンが表示され、ファイルのダウンロードが可能です。

magicul

クレジットの確認

1クレジット使用したので、アカウントを確認してみるとしっかり1クレジット引かれてました^^

magicul

変換されたファイル

Adobe XDファイルからFigmaに今回変換したのですが、「.xd」から「.fig」ファイルにしっかりと変換されており、1ファイルに57アートボードもしっかりと移行されていました。
コンポーネントも概ね問題なく、一部の崩れもありましたが恐らくこれはテキストの設定の違いによりズレがおきた感じでした。
※リアル案件ファイルのため参考画像はないのですが・・・

まとめ

画像もなく、テキストと図形のみで構成されたWFなどの変換は無料のプラグインやsvgに書き出しての対応で十分そうですが、大量のページ数やコンポーネントばりばりのデザインデータの変換にはお値段貼りますが、オススメです^^
このサービスなかったら結構余計な工数がかかってしまうところだったので、Maromaro的にはプラン契約して良かったな!というところです。

Magiculはこちらから