2018.11.07
Photoshop CC 2019で何が変わったのか?
こんにちは。Maromaroのchieです。
10月にPhotoshop CC 2019がリリースされましたが、もうインストールされましたか?
つい最近「Photoshop CC 2018で何が変わったのか?」を書いた気がするのですが、もう1年も前のことだったんですね。
10月のアップデートにより、再びたくさんの機能追加・改善を行ったPhotoshop CC 2019。
何が変わったの?どれが使えそうなのか?アップデートしたことで困ったことをポイントごとに説明したいと思います。
Photoshop CC 2019で追加されたおススメ機能
追加機能については、使えそうなものメインに説明したいと思います!
複数取り消しモード
Control + Z(Win) / Command + Z(Mac)を使用して、複数のステップを取り消せるようになりました。
ヒストリーをいちいちポチポチしなくてもよくなります!
ダブルクリックしてテキストを編集
移動ツールを使用してテキストレイヤーをダブルクリックすると、テキストツールに変更しなくてもテキストを編集することができるようになりました!
ただ、テキストを選択している状態で、他のテキストレイヤーをクリックしても従来通り編集はできないので、これもできるよになると更に便利ですね。
整列ツールで間隔の分散
整列ツールにオブジェクト間の間隔を均等にすることができるようになりました。
中心点を均等にして配置してくれるので、規則正しく配置する場合には便利そうです!
画像に応じた塗りつぶし機能
Adobe Sensei がまたもや頑張ってくれています。
Adobe Sensei により、画像に対しての塗りつぶしがかなり便利そうです!
ただ単に塗りつぶすのではなく、画像に応じて周りの背景から塗りつぶしを抽出してくれるので、消したい部分を素早く簡単に塗りつぶして消すことができます。
描画モードのライブプレビュー
今まで、イチイチ選択して確認する必要があった描写モードですが、選択しなくてもカーソルでプルダウンをなぞるだけでプレビューされるようになったので、イメージの把握がしやすくなっています。
対称モード
ついにPhothosopにも対称モードが導入されました!
鏡のように描写を反転・プレビューしてくれます。
フレームツールの追加
画像を簡単にマスキングするためのフレームツールが追加されたようです。
フレームツールを使用することで、画像を簡単にマスキングできるようですが、今までの方法で困ったことがあまりないので、今後使ってみて時短になるのか、それともあまり変わらないのかを検証してみていきたいと思います。
Photoshop CC 2019で追加された個人的に困った機能
オブジェクト変形のデフォルトが縦横比に応じて対応
今まで変形する際、比率を固定するのにShiftキーが必要だったのですが、Photoshop CC 2019 にアップデートしたことにより、デフォルトで比率を固定する設定に変更されました。
これが厄介で、シェイプでは有効にならなかったり、ドラッグしても比率が固定されたままになったりとトラブルが多いようです。
確かにshiftを押さなくても固定だったり、はたまたやはりshiftを押さなければ固定にならないなーと、ちょっとモヤっとしていて、変形の仕様をCC2018以前に戻せないのかな~と思っていたところ、公式から変形の仕様をCC2018以前に戻す方法が提示されていました!
Adobe Photoshop CC 2019 Settings フォルダに1つのファイルを追加するだけで元に戻るので、もしもPhotoshop CC 2019の変形設定に不具合を感じている方は、お試しください。
その他のアップデート内容
その他にもいろいろと機能アップ、追加されているようです。
adobeサイトを参考に抜粋します。
・デフォルトで基準点が非表示
・オブジェクトの変形/画像、シェイプ、パスの変形/テキストの編集などの自動確定
・ワークスペースをロック
・カラーホイールを使用した色の選択
・Photoshop のホーム画面の導入
・アプリ内ラーニングの機能強化
・数値フィールド内での計算
・長いレイヤー名を表示
・マッチフォントで日本語フォントをサポート
・ドキュメントの表示を反転する
・新しいテキストレイヤーを配置するときに、「Lorem Ipsum」と自動的に挿入
・「選択とマスク」でのキーボードショートカットのカスタマイズ
・UI サイズを大きくする環境設定
・東南アジア言語のスクリプトのサポート
まとめ
Photoshop CC 2019のアップデート機能いかがでしたか?
使えそうなもの、なるほど~と思うものといろいろですね。
実際使うかわかりませんが、私としてはAdobe Sensei による塗りつぶしの機能がかなり良いなと思いました。
画像にも左右されそうですが、これがちゃんと機能できればものすごい時短になりそうです。