2023.04.24
検証!AI(人工知能)にSVGは書き出せるのか!vol.1
こんにちは。MaromaroのChieです。
ChatGPTが話題となり認知度がかなりアップしたAIですが、今回AIによるSVG書き出しについて検証してみたいと思います。
今回2つのAIにて検証を行ってみたので、まずはvol.1としてChatGPTでのSVG書き出しについての検証結果についてご紹介します。
vol.1:ChatGPTによるSVG生成
「ChatGPT」については、先日shigeも記事にしていたので、詳しいことはこちらの記事もご覧ください!
ChatGPTですが、テキストを起こしてくれるAIのイメージが強いのですが、質問方法によってはコードを記述してくれたりと一部の企業では作業効率化のために導入している企業も多いようです。
コードを書き出せるということは、SVGも質問方法によっては書き出せるということなので、では実際どの程度いけるのかちょっと興味津々で検証してみました。
ChatGPTでSVGを書き出すための質問事項
まずはじめに「鳥のアイコンをSVGで生成してください。」と質問してみました。
すると、なんとまぁ!一発で生成してくれました(笑)
なんと優秀!!
ちなみに質問を「鳥のアイコンをSVGで作ってください。」でも同様に答えてくれたので何も複雑なことを考えなくても良さそうです。
さて、ChatGPTは「黄色い胸と茶色い羽毛を持つ小鳥を表しています。また、背景は白色の円で囲まれて」とのことですが、私の中のイメージとしてはこんな感じのが浮かびました・・・
ちょっとドキドキしながらChatGPTが生成してくれたコードで書き出してみると・・・・
と、鳥の面影はどこでしょうか。
そして茶色い羽毛はどこに!?全面黄色い!!!ツッコミどころ満載なSVGが生成されました。
これではアイコンとしてはもちろん使えない・・・・質問の方法が悪かったのだろうかと頭を悩ませてくれました。
質問項目を変えてみたのですがより謎のアイコンが生成されましたTT
更に具体的に質問してみました。
何かっぽいのきたのですが、鳥ではないですね^^;
鳥は複雑なのでしょうか・・・
では違う形ならどうでしょうか。お花のアイコンをお願いしてみたのですが厳しいですね。
ならば星ならいけるのでは!?
これなら星と分かりますね!・・・でもなんだか歪ですね。
まとめ
質問を細かく指示した結果うまくいかないので、正直イラストレーターで描いた方が良さそうです。
ChatGPTにSVGを生成させることはできるけど、使えるSVGにはならなかったという結果で終わりました。
うーんやはり画像生成のAIとは違うのでなかなか難しいですね。
次回は画像生成のAIにてSVGの生成の検証をご紹介したいと思います!