2023.09.11
M2 Mac miniをメインマシンにしてみた。Time Machineとマイクラについても
こんにちは。Maromaroのfutaです。
今年初めに、新型Mac miniが発表され、個人的にとても気になると以前の記事(主なスペック・価格表などもこちら)で申し上げていましたが、遂に、やっと、購入しました。
筆者は、学生時代からiMacをずーっと買い替えて愛用してきました。私物で直近で壊れたのはiMac 27inchでしたので、次もiMacの同サイズ一択と思っていました。しかし、大幅リニューアルしたものの待てど暮らせど新型iMacが24インチしか発表されないんですね。それに、一体型って1箇所壊れたら全部買い替えるので、勿体無い。キーボードとマウスは引き続き使えるし、外部ディスプレイは既に購入済み。そういった状況から、今回初めて自分にはMac miniが最適という結論になりました。
結局、M2 Mac miniに決めました
初めてのMac mini、我が家ではメインマシンとして迎えますので、ポートも多くパフォーマンスが高い方が良いのでは、とM2 Proも改めて検討しました。ただ、巷のレビューでは、ただのM2の方がコスパに優れ、スピードでもなかなかの高評価が出ていましたので、やはりProではない方に決めました。
今回もCTOで好みのスペックにグレードアップ
発売から時間も経っていたので供給も安定しており、前回のM1 Mac Book Air購入時と同様に、ヨドバシカメラへCTO(カスタム購入)狙いで訪問しました。カスタムしたいところは2箇所で、かつてのiMacはHDDが1TBだったので、同じサイズにアップグレード。多少の動画編集もしますのでメモリも8GB→16GBと希望を伝えたところ、しっかり在庫がありました(倉庫に)! 日々貯めたポイントも使ってお得にお買い物できるのがヨドバシの嬉しいところ。
購入したApple Mac mini仕様:Apple M2チップ(8コアCPU/10コアGPU/16コアNeural Engine搭載)/16GBユニファイドメモリ/SSD 1TB/ギガビットEthernet
ストレージ容量はTime Machineのバックアップのことも考慮して決める
ストレージ容量ですが、CTOで1TB以上にサイズを上げた場合、割高傾向にありコスパは悪くなります。最近安くなってきた外付けSSDを付けた方が出費は抑えられますので、大量の写真・音楽・動画は読み書きの速い外付けSSDに逃すのも手です。しかし、Time Machine(外付けディスクに自動バックアップを取るMacの機能)によるバックアップは内蔵ストレージしか対象となりません。
私の場合は、突然のiMac再起不能を経験し焦ったものの、ちゃんとTime Machineでクラッシュ前日までのバックアップの存在が確認できたのは、不幸中の幸いでした。大事なデータこそ内蔵ストレージに置いて、今後もTime Machineを頼りにしたいなと思っています。(全データは750GBはある為、MacBook Airには入れらず、その外付けHDDのみに保管していました。)
Mac miniを設置してみた
移行アシスタントを使用して、しばらく眠っていた外付けHDD(購入したのはまだSSDがお高い時代でした)から、見事に以前の環境が復活できました。USB3.1接続で750GB越えのデータを送り、3時間以上かかりましたけど。(変な音もするようになってきたので、そろそろ寿命? 間に合って良かった(汗))
別記事で、Thunderboltでの移行の速さについて述べましたが、雲泥の差ですね。
バックアップディスクの容量は、すぐに保存領域の限界が来ないよう、本体の倍はあった方が良いです。なので筆者は2TBを使用しています。
印象は、可愛い。早い。静か。
白い初代Mac miniから知ってたけど、可愛いです!
下の写真でわかりますでしょうか? 最近は、底面にプロダクト名を刻印するのが流行りのようです。MacBook Proもそうでした。もっと見えるところに来て主張してもらっても良いのですが。完全に見えないとはなんとも謙虚。(写真のような縦置きは電源ボタンとポートを塞ぐ為、字は傾けて置くことになりそう。)
そして速いです!
電源を押してジャーンとなった後に、黒バックでリンゴマークとメーターが数秒出てくるはずなんですが、なかなかお目にかかれず直でログイン画面になります。(無くなったのかな?)
更に、M1 MacBook Airと違い、Mac miniにはファンはあるはずですが、音を聞いたことがありません!
ただ、起動中に背面に手をかざすと、小さな風を感じます。これがファン? 回ってるのにこんなに静かなの? アプリ数点同時進行で動画を見ても、余裕みたいなんです。ファンが鳴ることは今後あるのでしょうか? 前Macまでは必ずあったHDDのカタカタ音ももう無いし、寂しいほどに静かです。
周辺機器の新規購入はゼロでSDGsにも貢献(?)
外部ディスプレイは、iMacが死んだ時に購入したファーウェイのMateView(28.2インチ、4K)。数少ないMacユーザーに寄せた機種と思われ、デザインも質感も違和感無しでかなりマッチします。Apple純正も販売されていますがお高いですし、こちらで充分美しいです。
マウスとキーボードも、前iMacのものを大切に使います。2015年の旧型ではあるものの、Bluetoothでちゃんと繋がりました。途切れも今のところありません。
スピーカーはMac miniとディスプレイに内蔵されていますが、音質は申し訳程度です。
音楽を聴くときは、バッテリー式で屋外やお風呂でも使えるSONYのワイヤレススピーカーを繋いで、音質と臨場感をアップ。更にサラウンドを感じたい時には2台使います。
iMacは背面の配線が電源1本のみでスッキリだったのに比べ、ディスプレイの電源ケーブルHDMIケーブルも増えるというのは分かっていました。
が、2本配線が増えるのは結構見た目や掃除の手間について、やはりネックだなと感じました。とりあえず色々ぐるぐる巻いてみました(笑)。
息子登場。マイクラのパフォーマンスが気になる…
家族共有M1 Mac Book Air(メモリ16GB/512GB SSD)を2021年に購入して以来、Minecraft(マイクラ)java版とカーバルスペースプログラム(KSP)をひたすら追求(?)している息子は、マイクラがモード設定によってはカクツキがある為、最近はWindows PCが欲しいと呟くこともしばしば。Mac miniのことを嗅ぎつけ、「マイクラインストールさせろー、遊ばせろー」と言うので、そんな予定は無かったのですが、パフォーマンスのどれほど向上したかを見る為に入れてみることにしました。
前回の紹介記事当時は、インストールもMODの導入も親にお願いしていた息子でしたが、今回はどけとばかりに筆者から椅子を奪い、前提・影・軽量化などそれぞれの自分好みのMODをスイスイとダウンロードして設定していました。
M2 Mac miniのFPSを検証
まずは、おさらい。Mac miniにて。
↑左がvanillaモード(通常)で、右が息子の選んだ影MODありのリアルを追求した風景(Complementary Shaders)。美しい。
影MODを使うと、一気に重くなるんですよね。ちなみに本体の熱ですが、MacBook Airがマイクラ影MOD稼働で初めて顕著に高温になったのですが、Mac miniも同様に熱くなりました(ファンの音は相変わらず聞こえませんね)。
早速、FPSを比べてみました。前提MODはFabric、メモリ割当ては4GB、チャンク(描画距離)は12、描画優先にしています。
M1 MacBook AirのFPS
MacBook Airでは、影MOD有りでフル画面に近い状態でプレイをすると、少々もたつくようなのです。息子お気に入りのMODも重そうですね。
↑左がvanillaモードです。FPSは170前後で安定していますが、右は影MODでフル画面の為かなり下がっており、FPSは20前後なので遊べなくはないですが、重さは感じます。
※画面解像度は、1440×900(ディスプレイデフォルト設定時のフル画面)です。
M2 Mac miniのFPS
M1に毛が生えたくらいかなと思っていたら…予想以上にすごい上がってる!
↑左がvanillaモードです。FPSは250前後出ているのもすごいですね。右は影MODありなので下がっていますが、FPSは40前後もあります。これは遊ぶのに問題無い数値です。
※画面解像度は、1920×1280(ディスプレイデフォルト設定時のフル画面)です。
全く同じ条件での比較ではありませんが、彼のMOD研究の成果もあってか、M1 MacBook AirとM2 Mac miniでのマイクラのパフォーマンスは思った以上に差があることがわかりました。本人かなり喜びを得ていました。となると、筆者が悩み購入したMac miniが、早くも息子のゲーム機として狙われる→バトル勃発の予感がします(汗)
以上、futaでした。