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2019.09.30

futa

新型iPhone発売! さらに進化したカメラは一眼レフに迫れる?

こんにちは、Maromaroのfutaです。2回目の投稿です。

今年も新型iPhoneが発売されましたね。
iPhone 11 Proシリーズの最大の注目ポイントといえば、カメラ機能の進化のようですが、3つのレンズが存在感高めに集合しているのが、個人的には正直、「これがApple社の製品!?」と驚いてしまう感じでした。馴染みが無いせいでしょうが、カッコイイという意見も聞きますのでデザインは評価が分かれそうです。

ちょうど秋の行楽、運動会や学芸会等カメラ撮影が多くなる方も多い時期です。一部の記事ではデジタル一眼並みのクオリティに迫ると評価されていたので(私はイベント時には一眼レフカメラを持って行くので気になります)、iPhoneのカメラの機能がどの程度進化したのか調べてみました。

スマホカメラの時代は2眼から3眼へ

複数のカメラが連携して、被写体を立体的に捉えることで一眼レフカメラのように背景をぼかしたり、ズーム機能を使っても綺麗な画質で撮れる等、単眼ではできなかった幅広い表現が可能になります。
スマホが2眼カメラを搭載するようになったのは、2016年発売のiPhone 7 Plusが最初で、その後多くのスマホのスタンダードになり、さらにここ1年でハイエンドモデルで3眼以上の製品が出始めました。そのうち3〜4眼が当たり前になっていきそうです。

超広角カメラとナイトモードの追加

iPhone 11 Proシリーズは、超広角・広角・望遠の3つのカメラを備えています。撮影中にいちいち切り替えボタンを押す必要は無く、ズーム調整のダイヤルでF値も画角も違うカメラがシームレスに切り替わる、操作性への配慮には感動です。

従来のモデルから広角・望遠はありましたが、どうやら超広角を全モデルに新搭載したというのが今回の主たる進化のようです。カメラを遠ざけなくても、超広範囲の写真が撮れる機能は街撮りに自撮りに集合写真に大活躍間違い無しです。自撮り棒も不要になるでしょう。さらにナイトモードという、明るさが極端に少ないところでも綺麗に撮れるモードが追加されました。しかも明るさを感知して自動で切り替わってくれます。これまで諦めていた夜景や花火もブレずに迫力ある写真が残せそうです。

しかし、期待していた望遠カメラのデジタルズーム最大倍率は、iPhone 7 Plus以来ずっと10倍、光学ズームは2倍のままで、今回もこの数値に進化はありませんでした(上位機種のみ比較)。

デジタル一眼並みのクオリティ?

ここ最近は新型が発表されると、一眼レフもう必要ないかもという話題が出ることも少なくないみたいですね。確かにナイトモードの陰影の引き立たせた綺麗な画像は圧巻でした。ただ、以上のことを踏まえると、背景のぼかしも進化したもののデジタル処理なので被写体との境目が不自然なこともありますし、デジタルズームは10倍止まりな上画素数が下がりますし、多少なりとも一眼レフユーザーの立場としては総合的には性能は及ばないと感じました。

私の一眼レフは5年以上前のエントリーモデルですが、今もしっかり活躍してくれています。つい最近、子供の運動会の写真を保護者グループでシェアする機会があったのですが、一眼レフとiPhone含むスマホの写真は一目瞭然で画質が違いました(特にズーム写真は子供の表情がはっきり認識できるかできないか、差が大きいです)。スマホのズーム機能はまだまだ独立したカメラと比べ最大の弱点となってしまうのは否めないかと思います。でもそんな中、既に他社のスマホでは光学ズームが5倍という機種も出ていますね。iPhoneも来年あたり期待できるかもしれません。

スマホの進化によって、かさばるのが難点のカメラを持ち歩かなくて済むのであれば、大喜びなのですが、現状は、大いにメイン使いに迫ってきているものの、個人的には荷物を増やせない時のピンチヒッターという立ち位置というか、、、TPOで使い分けたいと思います。

静止画撮影の他にも、4K動画で60fpsを撮影ができる(業界トップ性能)点や、さらにタフになった耐水・防塵とバッテリー等、魅力はたくさんあります。スマホ買い替え時の参考にしていただければと思います。